高校生が朝起きられないのは甘え?朝起きられない原因はストレスかも

朝起きられなくて不登校になる高校生が多いようです。
朝起きられないのは改善できるものもあり、甘えだというように周囲の目には映ることもあります。

しかし、朝起きられない原因が自力では改善のしようがないものもあります。

高校生が朝起きられない原因をいくつか紹介します。
朝起きられないくて高校に行けていない方のお役に立てれば幸いです。

高校生が朝起きられないのは睡眠不足のせい?

高校生は成長期でもあるため、大人よりも多くの睡眠時間を必要とします。
寝ても寝ても眠いのが高校生です。
早めに就寝できれば良いですが、部活や勉強、アルバイトなどもあり、忙しい高校生が習慣的に早めに就寝するのは難しいでしょう。

しかし睡眠不足が続くと朝起きられなくなります。
睡眠不足による朝寝坊が続くと、不規則な睡眠のスケジュールになってしまうこともあります。

できるだけ規則正しく就寝する生活を心がけたいですね。

睡眠不足の対処法

高校生の睡眠不足については、早く寝るというのが難しいため、学校の休憩時間に5分ほどの仮眠をとることがおすすめです。

あとは、夜12時までには寝ると決めて、早めからシャワーを浴びるなど寝るための準備をしておくのが理想的です。

生徒生徒

理想的とわかっていても難しい‥

それが理想的だとは、わかっていても難しいですよね。
本気で困らないと、生活の改善は難しいものです。

高校生が朝起きられないのはストレスや不安のせい?

高校生が朝起きられない原因に、ストレスや不安があります。
高校生になると学校のことや友達のことなどが中学生の頃よりも複雑になり、ストレスや不安が多くなります。
ストレスや不安があると睡眠が浅くなり、朝起きられない原因にもなります。

ストレスや不安は朝起きられない原因にもなってくるため、早めの対処が必要です。

ストレスや不安の対処法

ストレスや不安の対処法は、話してみること、相談することです。
自分一人で抱え込むと、ストレスや不安はさらに大きくなります。

高校生という立場であれば、お家の方に話してみたり、学校の先生や友達に話してみてください。

周囲の人には話せない内容なら、匿名で電話相談をすることもできます。
匿名で相談したいからといって、SNSで相談相手を探すのはダメです。
怪しい人に電話で相談するのは危険ですが、高校生なら文部科学省による電話相談を受けることができます。(参照:文部科学省「子どものSOS相談窓口」

周りに相談できる人がいない場合は、公的な支援サービスに相談してみましょう。

朝起きられないストレスは高校生だけじゃない!

高校生が「朝起きられない」となると、親としては「甘えてるんじゃないか」と思うかもしれません。
でも私たち大人も、仕事のストレスで朝起きるのが辛すぎるという経験があると思います。

筆者は、前の会社で働いていた時に、仕事のストレスで朝起きるのが辛かった時期がありました。
夜に早く寝ても、夜中に目が覚めたり、朝に起きられないようになっていました。
夜に眠れなくなって、病院に行ったら「自律神経失調症だから、しばらく休みなさい」と言われて休職し、結局、転職しました!(今は、通信制高校で朝から楽しく働いていますし、朝も早くから起きています!)

仕事と学校は違います。
でも、高校生という成長の過程で、何らかのプレッシャーやストレスから朝起きられないこともあるんだろうな、と思ったりしています。

起立性調節障害の可能性も

高校生が朝起きられない原因は主に睡眠不足によるものが考えられますが、他にも自律神経の乱れから朝起きられなくなることもあります。

起立性調節障害といって、医師や専門機関に相談が必要です。

起立性調節障害は、早く寝ても朝起きられるようにはならないようで、通信制高校に転校してくる高校生には起立性調節障害と診断を受けている子もたくさんいます。

睡眠のリズムを整えたり早く寝る工夫をしてみて、それでも朝起きられない場合には医師の診察を受けてみてくださいね。