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進学校から通信制高校に転校するメリット・デメリット

進学校から通信制高校に転校を考えることは少なくありません。
進学校というのは、授業のスピードも早く、全体的に厳しいことが多いです。
その中で、疲れてしまったり、苦しくなってしまう子もいます。

このまま心を殺して進学校で耐えるか、辞めてしまうか、思い悩む子もいます。

私は通信制高校のキャンパス長をしていますが、大学受験にとても力を入れています。
そんな口コミや評判もあってか、進学校に在籍している生徒さんが転校の相談に来られることも多々あります。

私からみる、進学校から通信制高校に転校するメリットとデメリットを紹介したいと思います。
参考になれば幸いです。

進学校から通信制高校に転校するデメリット

進学校から通信制高校に転校する「メリット」は、あなたが思っている通りだと思うので、まずはデメリットから解説していきます。

進学校から通信制高校に転校するデメリットは、私が見て来た限りでは2つあります。
進学校から通信制高校に転校したからといって、志望大学に合格できなくなるということはありません。
大学進学に強い通信制高校や進学に強いキャンパスに転校すれば問題ありません。

なので、デメリットとしては2つ。

  • 充実した授業を受けられなくなる
  • プレッシャーから解放されすぎてしまう

充実した授業を受けられなくなる

進学校というのは、生徒のほぼ全員が進学を目指しているため、大学受験に向けた授業が充実している高校が多いです。

例えば、国公立大学を志望している場合には、受験に5教科7科目必要になります。

通信制高校に転校すると、5教科に対応できるところがかなり減ります。
あなたが通学できる範囲に、5教科の受験に対応している通信制高校があればラッキーですが、ほとんどの場合は無いでしょう。

また、ハイレベル大学を志望している場合に、そのレベルの指導ができる通信制高校も少なくなります。
通学できる範囲に、あなたの志望大学に向けた指導ができる先生がいるかどうかがカギです。

私立大学(文系)の場合は2教科、3教科の受験が多いので、対応できる通信制高校を見つけるハードルはかなり下がります。

通信制高校によっては、大学受験には対応していません、という高校もあるので、転校を決める前には自分できちんと調べる必要があります。

プレッシャーから解放されてモチベーションが下がる

もう1つのデメリットとして、プレッシャーから解放されすぎるという点があります。
進学校では、クラスのみんなが似たようなレベルの大学を目指して頑張っているわけです。
定期考査では当然比べられ、日々の小テストでもクラスのみんなと競うことになるでしょう。

そんな競争社会は高校生にとってプレッシャーでもあります。
このプレッシャーに耐えきれずに転校を考える子もいるほどです。

大学受験に対応できる通信制高校というのは、個別対応がほとんどです。
そのため、周りには猛烈に受験勉強をしている!という生徒はほとんどいないことになります。
いても少人数なので、あなたと同じレベルの大学を志望している可能性は少ないです。

進学校から通信制高校に転校すると、周りに同じレベルの受験生がほとんどいなくなるので、良くも悪くも、プレッシャーから解放されることになります。

そのことで大学受験に対するモチベーションが下がるかもしれません。

しかし、大学受験に対するモチベーションは個人の問題ですし、私が見させてもらった生徒さんは、志望大学の合格に向けて黙々と勉強を進めたり、なんとか自分を鼓舞して最後まで頑張っていました。

進学校から通信制高校に転校するメリット

では、進学校から通信制高校に転校するメリットは何かと言いますと・・

  • ストレスから解放される
  • 受験に不要な教科の勉強から解放される

先にデメリットを紹介しましたが、もちろんメリットもあります。
進学校から通信制高校に転校すると、まずストレスから解放されます。
私が見させていただいた生徒さんも、進学校に通っていた時には死んだ魚のような目をしていたのですが、転校すると決めて、うちのキャンパスに初めて登校してくれた時には、もう目がキラキラと輝いていました。
説明会に来てくれたときの、無表情な姿が印象に残っていたので、初登校してくれた時にはキラキラしすぎていて、一瞬誰かと思ったほどです。
その生徒さんも、「吹っ切れました!良かったです!みんなにも、明るくなったと言われます!」と話してくれて、本当に、通信制高校のキャンパスをしていて良かったと思う瞬間でした。

もう1つ、進学校から通信制高校に転校するメリットとしては、勉強する教科を減らすことができるという点です。
もちろん、高校卒業のための勉強は必要なのですが、受験勉強に比べると、割く時間はかなり少ないです。
進学校では5教科7科目を受験で使うことを想定して、ガッチリカリキュラムが組まれていることでしょう。
国公立大学を志望しているのであればガッチリカリキュラムが必要ですが、私立大学(文系)を目指すのであれば勉強する教科を絞ることができます。

自分の必要な分だけに、受験勉強の時間を使って良いというのが、通信制高校のメリットでもあります。

ほかにも、色々とメリットはあります。
時間に余裕ができるなど。

あなたにとってのデメリットと併せて、考えてみてください。

ちなみに、私のキャンパスの実績は・・

ちなみに、私のキャンパスでは有名私立大学には志望した子がほとんど合格しています。
私のキャンパスは全国から入学できますが、所在地が関西のため、関西の有名大学にはかなり精通している自負があります。

  • 関西学院大学 合格
  • 立命館大学 合格
  • 関西大学 合格
  • 近畿大学 合格
  • 桃山学院大学 合格

偏差値が近畿大学以上の大学になると、関西からだけでなく全国からも志望者が多くなるので人気の大学ですね。
私のキャンパスが私立大学に強いのは、やはり受験科目を絞ることができるから、というのが大きいと思います。
(受験科目を絞ったところで、きちんと対策をしないと普通に落ちます)

今年は旧帝国大学を志望している子がいるので、史上初の国立大学合格なるか?!楽しみです。

進学校から通信制高校に転校して後悔しないために

さて。
進学校から通信制高校に転校しても、志望大学に行けなくなるなんてことはありません。
志望大学に対応できる通信制高校を探して、説明を聞いて、転校後も努力すれば、叶わぬ夢ではありません。

むしろ、進学校でのストレスから解放されて、毎日笑って過ごせるようになるということは、何にも替えがたいことです。
進学校でのストレスは、大学合格すれば解放されることもあります。
でも大学合格までの長い間でストレスを抱え続けることのデメリットははかり知れません。

北島
北島
人は、幸せになるために生きている。

これ、私の座右の銘です。
通信制高校への転向が、幸せになるための選択であれば幸いです。
その選択をすることで、あなたが被るデメリットは、実は小さいのかもしれません。