勉強をしようと思ったはいいけど、集中力が続かない・・という人のために、集中力をアップさせるコツを紹介します。
不登校でも「やってみようかな」という気持ちさえ起これば勉強できますし、成績アップも可能です。
「やってみようかな」という小さな気持ちを大切にして、少しだけ工夫してみてください。
勉強の時間を区切ってみる
不登校の子におすすめしたいのは、勉強の時間を区切ることです。
学校ではチャイムが鳴ったら勉強が始まり、チャイムが鳴ったら勉強が終わりますね。
そして休憩に入ります。
集中力は、そうながくは続きません。
集中力が切れてしまって、「勉強できなかった」と自己嫌悪になってしまうのだけは避けたいです。
おすすめは50分で勉強の時間を区切ること。
この教科を勉強できるのは50分しかない、と思うと、結構集中できますよ。
最初は15分、とかでも良いと思います。
できる範囲で、継続していきましょう。
少しずつ、勉強する時間を伸ばして行って、50分にしていきます。
スマホをお母さんに預けてみる
50分と決めて勉強し始めるとすぐにスマホが「ピコン!」
「勉強しようと思ってたのに」あるあるです。
勉強を始める時にはスマホを親に預けておくなど、スマホが見えないようにしておくのがおすすめです。
スマホが鳴ったら誰でも気になるので、勉強中はできれば親に預けるか別室に置いておきたいですね。
それが無理な場合は机の引き出しにしまっておく。
それも無理な場合はせめてスマホの画面を下にしておく。マナーモードで、バイブも切って。
通知音が鳴らなくてもスマホが気になってみてしまうという人は、やはり親に預かってもらうのがおすすめです。
デジタルから離れてみる
これもスマホ関連なのですが、スマホをみていると次々にニュースが流れてきたり、音楽を聞いているとどんどん次の曲が流れてきますよね。
ニュースを見たり音楽を聞くのも良いのですが、勉強する時間はそういったデジタルなものから離れるのがおすすめです。
ニュースを見るにしても脳を使う気がしませんか?
音楽を聞いていると無意識に歌詞を思い浮かべませんか?
そうやって脳をいろんなところで使っていると、脳の中に勉強をするスペースが減ってしまいます。
科学的な根拠はありません。
しかし多くの生徒が「無音の方が勉強に集中できた」と言っているので、何らかの効果はあるはずです。
勉強する場所を変えてみる
いつも自分の部屋にいると、いざ勉強しようとしても他のことが気になったりして集中できない子が多いです。
そんな時は、勉強する場所を変えてみるのがおすすめです。
いつも自分の部屋で勉強しているなら、今日はリビングで勉強してみるとか。
みんながリビングに集まる時間帯だと集中して勉強するのは難しいかもしれません。
なので、リビングで勉強できるとすれば、みんなが出払っている午前中または日中ですね。
家族が誰もいない時間帯なら、トイレで勉強するのもアリです。
タイマーを10分とかに設定して、単語帳だけをトイレに持ち込むのです。
トイレに持ち込んでの勉強、思いの外はかどりますよ!
ただし、他の家族がいるときは急を要している人もいるかもしれないので、お控えください。
勉強している人と同じ空間で勉強してみる
一人で勉強していると、なんとなくやる気がなくなってしまうことがあります。
勉強を頑張る意味を見失ってしまう時です。
勉強をやる意味ってなんだろうとか考えてしまうと、負のスパイラルに陥ってしまいます。
勉強をやる意味は、
- 成績を上げて志望校に合格する
- 知らなかったことを知る
- 脳のキャパシティを広げる
など、いろいろありますが、それを深く追求してしまうのは避けたいです。
勉強をやる意味がないからやらない、と自分で決心したならばその人生も素晴らしいです。
勉強やろうかな、と思ったなら、やってみれば良いのです。
でも一人で勉強をしていると、勉強する意味なんかを考えがちです。
そんな時には、似た目標に向かって頑張っている子と同じ空間で勉強してみましょう。
ざっくりと「大学進学のために勉強している」という子と同じ空間で勉強してみるのです。
それぞれに偏差値を張り合う必要はありません。
ただ同じ空間にいるというだけで、集中力が格段にアップすることがあります。
「50分間、勉強しよう」と決めていても、35分ぐらいたったところで「もういいかな」と思ってしまう時もあります。
一人で勉強していると、そんなことはしょっちゅうあります。
でもどうでしょう。
同じ空間に、大学受験のために勉強している子がいたら。
心が折れかけていた残りの15分も、きっとやり切れます。
普段は家で勉強している子も(していない子も)ちょっとした刺激で頑張れます。
うちのキャンパスに来てくれたらウェルカムですし、通えない子にはオンラインでもやっています。
とにかく、不登校の子も、リズムやコツを掴めば大学進学も可能ですし、大学が全てではないので、可能性は無限にあることを伝えていきたいです。
- 高1の途中からでも
- 高2の途中からでも
- 高3の途中からでも
同級生に遅れず高校卒業を目指せます!
不登校や体調不良に理解のある先生が揃っています。