高校を休学したい人へ、休学のメリット・デメリットをまとめてみたいと思います。
高校を休学するというのは、簡単に言うと、堂々を高校を休めるということです。
高校を休むのって、後ろめたい気持ちなるかもしれません。
だって、高校は義務教育ではないので、保護者の方が高校に授業料を払ってくれているわけですよ。
それを「今日は休みます・・」って高校に電話するのは、なんだか後ろめたい気持ちになりませんか。
しかし、休学することを決める前によく考えてもらいたいことがあります。
それは、高校を休学した後のことです。
高校を休学した後のこと
高校を休学するのは、退学するわけではないので、必ず「その後の選択」が必要になります。
休学して、その後どうするか。
休学を決める前に、もう少し先のことを考えてみてください。
休学した後の選択肢は3つ。
- 復学する
- 転校する
- 退学する
休学した後どうするかを、今決める必要はありません。
休学するには何かしらの理由があるはずですから、その理由が解決されるまでは休学した後どうするのかなんて決められるはずもないでしょう。
復学する
休学した後、同じ高校に復学するという選択肢があります。
休学している間は出席とはみなされませんので、高校の規定によっては出席日数が足りずに留年してしまうかもしれません。
留年ならば、ひとつ下の学年で高校生活をやり直すことになります。
(留年になるかどうかは、出席日数や成績や校則など状況によって違います。)
転校する
休学した後、転校するという選択肢もあります。
出席日数などの加減で進級できない場合には、通信制高校や単位制高校へ転校することで、同級生に遅れずに高校卒業を目指すこともできます。
1つしたの学年で高校生活をやり直すのは、人によってはかなり精神をすり減らすでしょうし、1年分が無駄になると感じる人もいるでしょう。
休学しても、時期やタイミングによっては転校することで、ストレートで高校卒業も可能です。
退学する
休学した後、退学するという選択肢もあります。
休学してみて、やっぱり高校卒業しなくても良い、と判断したならば退学という選択肢もあります。
例えば休学中にやりたいことが見つかった、とか。
休学中に起業してそのビジネスが軌道に乗ったから高校に行くよりも仕事したい、とか。
退学の理由はネガティブな理由だけではありません。
休学した後の選択について知ってもらったら、次に休学のメリットとデメリットをおさらいしましょう。
高校を休学するメリット
高校を休学するメリットは、「休めること」。
休学なんやから当たり前やん、何言うとんねんと。
休学したら休めるんですが、例えば「3ヶ月休学します」と決めたとしましょう。
3ヶ月間は休むことに専念できます。
休学を決断するまでは、「高校に行かないと」と苦しい気持ちに押しつぶされそうになっていたかもしれません。
朝になって「今日は体調不良で休みます」と高校に電話するのが億劫になっていたかもしれません。
夕方、担任の先生から「どうや、」と電話がかかってくることにうんざりしていたかもしれません。
でも休学をすれば、決まった期間は休むことに専念できます。
何らかの理由で、休むことを必要としているのです。
休学すればしっかり休むことができます。
高校を休学するデメリット
高校を休学するデメリットは、一般的にはたくさんあるでしょう。
- 留年になるかもしれない
- 復学したときに周りと馴染めないかもしれない
- 授業料の面で親に負担をかけるかもしれない
- 休学しても頑張れないかもしれない
休学して、「よし、休んだしまた頑張ろう!」と気持ちが切り替わるかもしれませんが、切り替わらないかもしれません。
休学してみないとわからないのです。
休学した結果、戻れるかもしれませんし、通信制などの高校に転校するかもしれません。
休学した後のことなんて、神様しかわからないと思います。
私は10歳で父親を亡くして、家族がいなくなることの辛さを知っています。
高校を休学するかどうか、家族でよく話し合ってほしいですが、家族が生きて揃っていることがお互いにとっての幸せであることを心の片隅に置いておいてほしいと思います。
- 高1の途中からでも
- 高2の途中からでも
- 高3の途中からでも
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