高校生になって不登校になると、留年するリスクや高校卒業が危うくなるリスクがあります。
私は通信制高校のキャンパス運営していますが、うちのキャンパスではしばらく休んでいたと思ったら「勉強したくなりました」と通学してくれる生徒さんもたくさんいます。
他にも、転校した瞬間からスイッチが入って毎日登校して猛勉強している生徒さんもいます。
不登校だった子が転校早々から猛勉強し始めたので、また疲れてしまわないか?と心配して様子を見ていましたが大丈夫そうです。
彼らが不登校を克服した方法について、何かヒントになればと思い、紹介させていただきます。
不登校を克服するには?
不登校を克服するには、まず不登校の原因を知ることが大切です。
不登校の高校生を助けたいと思った時に、保護者である私たちが子供の気持ちを理解してあげることが大切です。
不登校になる原因は様々あります。
不登校になる原因とは?
不登校になる原因は、一言で表現するならば「頑張りすぎたこと」です。
親から見ていると、急に不登校になったかもしれません。
頑張りすぎたようには見えないかもしれません。
でも高校生たちは、親の見えないところで頑張っています。
- 人間関係
- 学校生活
- 通学
- 部活動
- 受験勉強
高校生の子供たちが頑張っていることを挙げればキリがないほど、それぞれに頑張っています。
不登校を克服する方法
不登校を克服する方法には手順があります。
- まずはゆっくり休む
- 将来の方向性を話し合う
- 動き始める
不登校を克服する方法は、まずゆっくりと休むことです。
頑張りすぎて疲れてしまった高校生たちが不登校になっています。
ゆっくり休むことで、次第にやりたいことが見つかっていきます。
疲れ果てたままでは、やりたいことを見つけるパワーがありません。
まずは休むことが大切です。
いつまで休むのか、これは疲れ果てた度合いにもよりますし、お子さんにもよります。
3ヶ月ほど休んだら「勉強したくなった」と登校してくれる子もいますし、2年間休んでいる子もいます。
2年間休んでいると聞くと不安になるかもしれません。
しかし休みながらも進化しています。
通信制高校ではスクーリングと言って、必ず登校しないといけない日があるのですが、最初は1日も来れなかった子が、1年休んだら少し来れるようになって、2年経ったら全てのスクーリングに出席できていました。
不登校を克服したかのレベルは人によっても様々です。
その子のペースで、できることが増えていきます。
不登校を克服するための選択肢
不登校を克服するためにはまずゆっくり休むことが大切です。
しかし、全日制の高校に所属していると、不登校で休んでいると様々なリスクがあります。
- 出席日数が足りなくて留年するリスク
- 留年を心配して心底ゆっくりとは休めないリスク
- 周りの人と比べてしまって落ち込むリスク
そこで通信制高校への転校を1つの選択肢として持っておくことをお勧めしておきます。
通信制高校の場合は先ほど挙げたリスクがほぼありません。
- 出席日数を気にせず休める
- 留年を気にしなくても良い
- 周りも休んでいる人が多いので比較して凹んだりしない
通信制高校にも出席しなくてはいけない日はありますが、全日制の高校とは全く違う感じなので心配いりません。
高校で不登校を克服するためには、まず休むこと。
でも、留年や卒業の心配をしながらゆっくり休むことはできません。
留年や卒業が心配になってきたら、通信制高校を1つの選択肢として検討してみても良いでしょう。
- 高1の途中からでも
- 高2の途中からでも
- 高3の途中からでも
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